徳島県では、ご当地ラーメンとして東部で「徳島ラーメン」と呼ばれるラーメンが定番の人気を誇っています。地元では、ラーメンではなく「中華そば」や「そば」、と呼ばれています。徳島ラーメンが全国で知られるようになったきっかけは、1999年。「いのたに」という地元では有名な徳島市内のラーメン店が新横浜ラーメン博物館に出店したことが始まりでした。
徳島ラーメンには、3つの系統があります。「茶」「黄」「白」とわけられており、茶系は豚骨スープを元に醤油で味付けしたもの、黄系は鶏ガラや野菜をベースに薄口醤油を加えたもの、白は豚骨スープを元に薄口醤油を使ったものです。また、徳島ラーメンはごはんのおかずとして食べるものとされているため、少し量が少ないのも特徴なのだとか。
徳島エリアでは、やはり地元で根強く人気のある徳島ラーメンが主流となってしまっていますが、それ以外のラーメンは需要がない、というわけではありません。徳島ラーメンは普段食べる機会が多いから、たまには違うラーメンが食べてみたいと感じる人も多いはずです。徳島ラーメン以外のジャンルでも、徳島エリアでは十分勝負することができるでしょう。
【選定基準】
徳島に対応しているフランチャイズ店をロイヤリティまたは初期費用が安い順にピックアップして紹介。
※2014年1月時点の調査情報を元にしています。
加盟金の安さ(保証金込み) | 約200万円 |
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ロイヤリティ | 無料 |
味噌を基本としているフランチャイズブランドです。職人の育成力が高いといわれており、一からラーメン店を始めたい人にもおすすめ。ラーメンファンはもちろん、「味噌が健康食である」という点から、幅広い年齢層に受け入れられるラーメンです。麺場 田所商店はロードサイド営業にも強いため、車での移動が基本となっている徳島でも、集客しやすいでしょう。
加盟金の安さ(保証金込み) | 約309万円 |
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ロイヤリティ | 月間総売上額の5% |
秘伝のたれを使った嵐げんこつラーメンと呼ばれる定番のレギュラーメニューだけでなく、期間限定で味の違うラーメンを登場させているのが特徴。またコラボラーメンにも力を入れているため、話題性の高いラーメン店です。
加盟金の安さ(保証金込み) | 約500万円 |
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ロイヤリティ | 売上の5%+広告費2% |
長崎で誕生してから、全国区で広まっているフランチャイズ店です。現在では、ちゃんぽんといえばリンガーハットといわれるほど。知名度も高く、安心して経営ができます。開業後も支援が保証されるなど、オーナーにとっては挑戦しやすい条件が整っています。
【選定条件】
Googleで「ラーメン フランチャイズ」と検索しヒットした企業50社の公式HPを調査(2023年4月18日調査時点)。
全50社のうち店舗数の多い順で10社を調査し、ロイヤリティのない5社から、下記の条件で3社を選定しています。
・麺場 田所商店…5社のうち最もサポートの幅が広く、物件/立地サポート、開業前サポート、求人サポート、開業後サポートを行っている企業
・TAKEYOU…屋号、店舗デザインを自由に設定でき、提供する麵やスープの選択肢が5社のうち最も多い企業
・町田商店…研修期間が最短で5日間と、5社のうち最も短く、開業までの期間が短い企業